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こだわりの「五割そば」を企業と連携して商品化

 

翌年にはさらに作付け面積を増やし、収穫したそばを白石市の白石興産、山形県の石黒製麺に依頼して乾麺を作って販売することに。そばの風味を活かすため、そば粉五割にこだわって、商品名も「上下堤五割そば」と名付けました。200gで315円です。この年は1100パック作って完売。翌年は3000パック、四年目の平成24年には1万パックとなりました。
作付面積はさらに広がり、平成24年には12・7haにまでなりました。そばの白い花は、1haのコスモスとともに初秋の野辺を明るく彩っています

そばの栽培に転じ、イベント開催で大好評

 

当初は花を見るだけで、そばに転作する予定はありませんでした。

しかし、沢が多く、日照時間が短いこのエリアならそばにも向くのではないかと考え、四年目の平成21年から、そばを植えることになりました。  
「コスモス祭り」も継続するため、花畑も1ha残し、5haにそばを植えました。品種は二期作が可能で7月と11月に収穫できる「北早生」。そばは見事に実って、同年12月には、早速「そば祭り」も開催されました。
講師の方を招いて20人でそば打ちをしました。二八そばで一杯200円。これが大好評で、あっという間になくなりました。

花畑づくりの活動が、いつしか「そば」や「焼酎」の製造・販売へ


荒れ地に花を咲かせよう――と始まった地域づくりの活動が、やがて"そば"の栽培へと移り、乾麺や焼酎を販売する会社に発展していきました。東松島市の上下堤転作組合は平成25年春に、株式会社化へ。地元企業と山形にある製麺業者の2社と連携して「上下堤五割そば」を、そして長野県の酒造会社との連携で焼酎「堤の花雫」を商品化。いずれも本格派の味わいと大好評です。いつかは手打ちそばを提供できるお店も作りたい、と夢が広がります

そばの風味を活かすため
"そば粉5割"にこだわった乾麺

 

長野県の酒蔵との連携で生まれた

そば焼酎「堤の花雫」(720ml/1500円)

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